~家賃を急に滞納し始めた賃借人~
本年も余日少なくなってまいりました。
皆さまにおかれましては、ご活躍とご発展の一年かと拝察いたします。
さて本日は、家賃滞納にお困りの物件オーナー様よりご相談を受けた事案のご紹介です。
このオーナー様は長年に渡り自主管理を行っておりました。
豊島区内の4階建ての賃貸用マンションでご自宅が併設されており、借主の方が直接オーナー様へ家賃を持参するという昔ながらの形式をとっていました。(総世帯数16世帯)
長年お住まいの借主の方とはコミュニケーションもうまく取れ良い関係を築かれていたとの事でした。
しかし、賃貸マンションでは長くお住まいになる方もいれば、数年で退去される方もいらっしゃいます。
ある1室にご入居された男性が急に滞納が始まってしまったとの事です。
20代の男性社会人です。ご入居をされて4年程です。
毎月月末に持参されてた家賃が月初・中旬まで待っても持参してこないとの事でした。
今までは問題なくお支払していた為、オーナー様もあまり心配はされず忙しいから来れないのだろう。程度に考えていたのです。
実際はお仕事を辞め収入が無くなっていたのです。
その事実に気付いたのはもっと後になるのですが。。。
オーナー様も督促については知識が乏しく、借主さんへお電話して繋がるのを待っていました。
翌月も家賃を支払いにくる事は有りませんでした。
さすがにご連絡も取れないので心配になり私どもへご相談が来ました。
連絡が取れない状態で2ヶ月分の滞納となると考えられると、①お金が無いから払わない ②夜逃げしている ③病気等で倒れている 等直ぐに現状を把握する必要があります。
私たち直ぐに契約内容を確認し、借主本人と連帯保証人である親御さんへご連絡をしました。
借主本人とは連絡が取れませんでしたが、親御さんと連絡が取れました!!
親御さんに事情をお伝えし借主さんとご連絡を取ってもらう事、もし親御さんも連絡が取れない場合には万が一も考えられるので一緒にお部屋へ同行してもらう事をお約束しました。
親御さんも理解があり、直ぐに借主である息子さんと連絡を取って頂けました。
ここで、借主さんが仕事を辞め収入が無い亊で家賃が払えなかったと判明したのです。
連帯保証人は借主と同様の債務を有しますので滞納している2ヶ月分の賃料をお支払い頂き、今後住み続けるのかご解約をするのかを話し合って頂きました。
結果、お仕事が見つかり生活が安定するまではご実家へ戻るとの事でご解約する事となりました。
物件オーナー様も一安心です。
しかし、今後も自分一人でこの様なケースに対応していく事が時間的にも精神的にも厳しいとお考えになり、家賃集金から滞納・入居中のトラブル対応も含め物件の管理をお任せ頂く事となりました。
家賃滞納や入居中のトラブルは起きた・発生した段階で迅速に解決していく事が最も重要です。
よくあるケースとして、家賃は滞納するが携帯代金はしっかりと支払う・・・
家賃滞納してお金が無いはずなのに携帯電話はいつも繋がるのです。
これは毎月支払わなければいけない費用(家賃や公共料金・携帯電話・交友費・・・)の中で家賃の優先順位が低いのです。この考え方を変えていく必要があります。
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