日頃から物件の適切な「維持保全」
賃貸住宅等の管理物件の維持保全を、適正に実施することは、思わぬ事故を防ぎ、地震や火災等の災害を軽減するだけでなく建物や広告看板などを長寿命化することに繋がます。
今回は建物管理の必要性及び、日常的に点検できる維持保全の一例をご紹介いたします。
○建物管理の必要性
賃貸住宅は、入居者にとって快適な日常生活を維持する必要が あります。しかしながら、建築物や付随する設備等は、老朽化や 消耗によって、本来の性能が低下するなどの変化を生じます。
また、増築、改修、用途変更等を行うことで、本来の性能を損なうことも考えられます。このような状態を放置していると、建築物の耐久性や安全性に著しい障害をきたして、思わぬ災害が発生する原因になる可能性があります。常日頃から適切な維持保全に努めることは、災害を未然防止するうえで、欠くことはできません。
○日常的な点検による維持保全の例
■階段
・避難の障害となる物が積まれていないか。
・火災の原因となるような物が置かれていないか。
■廊下等の避難経路
・避難経路に避難の障害となる物が置かれていないか。
・道路までの避難経路がきちんと確保されているか。
■防火扉
・防火扉が自動的に閉まるように、ドアチェックが機能していないか。
・防火扉の開閉に障害となる物が置かれていないか。
■外壁や広告看板等の落下
・外壁、看板等にひび割れ、剥がれ、錆等がないか。
(劣化は目視できない場合もあるため、必要に応じて建築士等の専門家による調査を行う。)
■排煙窓
・開放装置の操作方法等を把握しているか。
■非常用の照明装置
・充電モニタは正常か。
・紐を引いて照明がつくか。
(照明がつかない場合は、バッテリーや電球が切れている場合があるため、必要に応じて点検して取り替える。)
■内装制限
・火気を使用する居室等で、内装の材料が、木質、紙、フエルト、 ナイロン等の燃えやすいものになっていないか。
「気付かなかった」「忘れていた」といったことであっても事故や災害が発生した際は、責任を問われる場合があるため、注意が必要です。
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