築10年 中古マンションの価値維持率!?
株式会社東京カンテイは、「中古マンションのリセールバリュー 2022」を発表した。分譲マンションにおいて、新築時と築10年時での価格を基に「維持率」を駅ごとに算出し、現況や傾向などについて調査・分析したもの。リセールバリュー(%)は「流通時の価格÷新築分譲時の価格×100」で算出した。
なお、専有面積30㎡未満、事務所・店舗用のユニットは集計から除外しており、駅ごとに数値を算出するにあたっては一定以上のサンプル数を有する駅に限って掲出している。
首都圏の築10年既存(中古)マンション、新築分譲時に比べ平均132.5%の価格で流通
2022年の首都圏におけるリセールバリューは平均132.5%で、前年(2021年)の119.8%から上昇した。「対象物件が分譲された2012年前後は価格高騰局面にまだ入っていない時期で、新築マンションの販売価格は直近に比べればかなり割安感が強かった」が、「コロナ禍やウクライナ侵攻などを経た現在の既存(中古)マンション市場では堅調な実需・投資ニーズを背景に物件価格が一段と押し上がってきている」といい、「東京23区のみならず東京都下や周辺3県の近郊~郊外エリアに位置するほとんどの駅においても新築分譲時の販売価格を上回る状況」だという。
駅別の築10年既存(中古)マンションのリセールバリューを見ると、対象の398駅のうち、150%以上が71駅(シェア17.8%)、100%以上150%未満が318駅(同79.9%)となり、9割以上が「新築分譲時を上回る資産価値を示す」結果となった。また、182駅(同45.7%)で、首都圏平均の132.5%を上回った。最もリセールバリューが高い駅は、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅(251.6%)で、次いで、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅(208.1%)、小田急小田原線「代々木上原」駅(192.0%)の順となった。
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